おぼえめでたく
お正月になると必ず、かるた競技会の話題がニュースになります。それは「かるた取り」やのうて「かるた弾き」やないかと、ぼくはいつもテレビに突っ込みを入れるのですが、きょうの朝日新聞の日曜版「be on Sunday」に、それにまつわる話が載っていました。
選手たちは、双方の前に並べた50枚の札を、15分かけて覚えるんだそうで、上の句の出だしの文字と札の配列を頭の中で地図化するんだそうです。まあそこまでは何とか理解できるのですが・・。
で、最初の子音(例えばS)が聞こえると、その行の札に光が当たるように感じる。さらに母音(例えばA)が聞こえてその光が絞り込まれる。なんとも不思議でものすごい話です。
歳をとっても脳細胞は生まれ続けているそうで、記憶力がなくなるのは、覚えようとする意欲が低下するためだそうです。問題は意欲と努力で、その証拠におばちゃんたちは韓国のスターの名前をしっかり覚えている。
記憶といえば、最近もうひとつ興味深い文章に出会いました。
酔ってる時は「記憶がない」のではなく「記憶を作れていない」のだそうです。
アルコールが許容量を超えると、脳の記憶をつかさどる器官への神経回路が働かなくなって、新しい記憶を作ることをやめてしまう。
それでも、靴をはき、きちんとお勘定をし、タクシーで家の住所を告げ、家の鍵を開けて、布団を敷いて目覚ましまでセットして寝ることができるというのは、日常の生活によって、記憶のための器官に頼らずにこれらの行動ができているから。
でも、そういう行動をしたという「新しい記憶」は作れていない。だから覚えていない、ということらしい。
この話は、ときおりここにも参加してくれる、ねこまっくさんの1月3日のブログにあったものです。
http://neko-mac.at.webry.info/200601/article_4.html
ぼくは、お酒の場の記憶がないことは断言できます。だから大切な話はメモするようにしていますが、最近はお酒の場では誰も大切な話をしてくれなくなりました。
きょうの写真は絵絹(えぎぬ)と呼ばれるもので、高野山では注連飾りの代わりにこういうきり絵やきり文字を、玄関や床の間に飾ります。
この記事へのコメント
この話は、「海馬~脳は疲れない」(池谷裕二・糸井重里著 新潮文庫)で読んだものです。
「脳は疲れない」とか「30歳を過ぎてから頭がよくなる」とかいう話が対談形式で繰り広げられます。
脳の研究をしてる池谷さんの話がとっても興味深いのですよ。
そういえば、先日の飲み会で
「大事な話はメモをとっておくようにしとるんじゃ」と言ってた方がいましたが、
帰りにそのメモを忘れて帰ってました。
「メモをとった」という記憶が作れていないかな・・・。
祐信さんは、そこんとこ大丈夫ですか(笑)?
さっそく買って読んでみます。
情報ありがと。
残念ながら、すぐにお得意の社長に「これ、ええ本ですよ」って、差し上げたので、手元にありません。
「そこが聞きたい」という点をうまく引き出す糸井氏。先生も、わかりやすく説明してくれて、この対話形式がわかりやすい。
もう文庫になったんですね。
若草山の山焼きです。
http://www4.osk.3web.ne.jp/~manamin/hpmami/yaki2006.JPG
↑今年のの燃え方は、かなり不完全燃焼でした・・・。
最近、どうも、脳の具合が…
筋肉の衰えも心配なので、森光子サンをめざして、ヒンズースクワットの真似事をしてみたら、昨日から、背中が鈍痛でして、テレビから流れる「中高年の背中の痛みは、放置せず、ガンを疑いましょう」というコメントに、いや、わたしは違う、寝違えただけと、いいわけしいしい一日が終わりぬ…
読み終えたら、埋没しないうちに「海馬」貸してください。
なのでしょうね我が家のには何も出てきませんが、書きかけたの
は、ら抜き言葉に関してチョッとと思いましたので・・・。
60歳?若い私は未だ60には達していませんが勇気というか
元気と言うか、今日遊びに行き正月2日の初打ちでCクラス3位
になっていたのには驚きました、豆のような銀杯を貰いましたの
でお立ち寄り頂ければそれで一献差し上げますよ。
点訳、最近は視覚障害の方と漢字かな混じりの文章でメールの
交換をしています、教えられてばかりです。
素敵やなあ・・・。
視覚障害の方とのメール交換って、音声のでるパソコンソフト使うんですか?
キーを点字(6点)で叩き音声で墨字に変換して発信する
のですが中途失明の人は漢字を知っていますが、先天的な
人は漢字を全く知らないのですから大変です、日本語は同
音異語が沢山有りますからね、例えば機会・機械・奇怪や
点字・展示など(解説はあるものの)音声でこれを聞き分
けるのは大変でしょう受信は音声で受けるのですから言葉
の判断に迷うこともあるのではないでしょうか、何れにし
てもパソコンを使ってメールのやり取りをするのは障害者
にとっては大変な事でよくこなしていけるものだと感心し
ます。漢字が違っているときはその都度訂正してあげるこ
とにはしていますが。
総て仮名で送ってくる人もいますがこれの解読には悩ま
されることも有ります、句読点のない仮名ばかりの文章を
読むことをご想像ください。
この先、もし視力を失った場合、パソコンと格闘する意欲もてるかなあ。